使える「小宮一慶手帳」
確かいつも年末には手帳ネタの話を書いていたな。
ということで、クリスマスも終わりネタの時期として遅すぎる頃ではありますが、それの2011年版ということで。
以前のエントリーでも紹介した「陰山手帳」ですが、2年ほど使ってみた感想としては、オススメであることは間違いないものの、やはり前にも短所として指摘した
・バーティカル式の週間スケジュール欄が、月~金の5日分しかない
(土日はスペースが狭く時間軸もなくスケジュール管理には使えない)
というのがネックとなってきました。自営業の場合は土日も関係ないので、週末であっても月~金と同じレイアウトが欲しいのです。
そこで探して見つけたのが、書店でも売っている「小宮一慶のビジネスマン手帳2011」。手にとってしっくりくる感じがあったのでさっそく購入(陰山手帳と同じ2100円)、12月から使用可能なので試しに今月から切り替えてみたところ、かなり使いやすいことが確認できました。
陰山手帳に比べてサイズが一回り小さくなり(B6版)、各週1ページといったたっぷりのメモ欄こそありませんが、週7日が均等のバーティカル式の週間スケジュール欄は、やはり使いやすい。紙の色やデザイン、文字や罫線の色使いもシンプルで落ち着いており、スケジュール管理に特化した大人向けの手帳としてはかなりスグレモノ。
他の有名人手帳によくある自己顕示欲丸出し的な「著者の顔写真」が一切無く、帯タイトルの「小宮一慶」の文字が控えめなのも好感が持てます。独自コンテンツも必要最小限に抑えられ、煩くありません。
なお注意すべきは、月末から月初にかけての月をまたぐ週のスケジュール欄が重複して両方の月に登場する点。来年の予定を書き入れていて、危うくダブルブッキングしかけてしまいました。ただし、その日がどちらの月に属するかを印刷の濃度で区別するなど細かい配慮も見られ、これはこれでアリ、慣れればかえって使いやすいかもしれません。
いずれにせよオススメの手帳です。