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2010.04.30

ノートは方眼に限る 5 コーネル式ノートは天地逆に使え

いろいろある変わり種ノートの中でもユニークなのが、コーネル大学式ノートでしょうか。

発祥その他は調べていただくとして、学研ステイフルというところが目ざとくこれを商品化し、「コーネルメソッドシリーズ」として売り出しています。

本家は通常の大学ノートを区切って使うのでしょうが、この学研版は方眼が使われているので、以前使ってみたことがあります。

で、わかったこと。
学校の勉強用には本来の使い方でいいのでしょうが、ビジネス用で使おうとすると、このコーネル式というレイアウトがどうもしっくりきません。そこでふと思って天地逆にしてみたら、なんということでしょう、意外に使いやすそうではありませんか。やはり上段に見出し・タイトル欄がこなければバランスが悪いんですね。(ちなみに横にして使っても結構いけます。)

ついでにリングもバラして、カールのルーズリングで綴じ直してみたら、立派なオリジナルノートになりました。

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この「コーネルメソッドシリーズ」、いつまで製品として供給され続けるのか不安もあったのですが、幸い売れているようでラインナップも増え、いつの間にか26穴ルーズリーフ版も登場していました。もっと早く出してくれればわざわざリングノートを分解なぞしなくても済んだのに。あとはA4版を希望します。

なおこれに関連するオススメ本。

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2010.04.28

ノートは方眼に限る 4 東大VS京大

ここ数年来、ノートがブームのようで(もちろんPCではなく、アナログツールとしての紙のノート)、様々な新種ノートが発売されています。ノートのとり方のレクチャー本も多数ありますね。

そんな新種ノートの中で最近目につくのが、コクヨVSナカバヤシの特殊罫線ノート対決です。この「ドット入り罫線キャンパスノート」VS「スイング・ロジカルノート」という対決は、「美しく書く」VS「きれいに記入」、「東大合格生」VS「高学歴芸人」、いわば東大VS京大の対決というわけですが、どちらも発想はシンプルで、どうして今までこのようなノートがなかったのか、目からウロコ的なデザインです。

どちらを選ぶかは好みですが、問題は、このような特殊デザインのノートがいつまで供給され続けるのか、という点でしょう。特にコクヨには、WiLLというシリーズの特殊罫線ノートの中で気に入ったやつがあったのですが、生産中止になってしまって残念な思いをしたことがあります。

さて私の選択ですが、方眼好きとしては、タテに薄い罫線が入って一種の7ミリ方眼ノートとも言える「スイング・ロジカルノート」の方を採ります。特にこのシリーズのうちヨコ型のWリングノートはスグレモノだと感じます。ぜひこのデザインでA4版を出して欲しいとところです。(なお、罫線の印刷はコクヨの方がきれい)

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2010.04.27

10年前の顧客ID

先日、事務所のPCが1台不調になったので、ついに買い換えねばならぬか、と代替機を探し、キャンペーン中で格安の日本HPのデスクトップ機を発見、オンラインで発注をかけました。

その際の顧客情報登録の場面で、ログインIDとして自分のメールアドレスを登録しようとしたら、「そのIDは既に他人によって使われています」旨のメッセージが。

HPで購入するのは初めてなので、「えっ? いったい誰が?」と慌てましたが、しばし考え、「もしや」と10年前にコンパック機を購入したことを思い出し、その時のメモを捜し出して確認したら、やはりそう。そのアドレスはコンパックのサイトからの購入時に自分自身が使用、登録していたのでした。

早速10年前のメモに従いIDとパスワードを打ち込んでみると、ちゃんと自分の住所氏名が出てきます。コンパックからHPへ、しっかりと顧客情報が引き継がれていたのでした。

考えてみれば当たり前の話ですが、買収・合併等で再編が激しいIT業界、自分の顧客情報が回り回ってどこへ引き継がれているのか、もはや顧客側では把握しきれないケースも多々あるでしょう。今回はコンパックとHPというわかりやすい関係でしたが、マイナーなメーカーだったら全く気づかないかもしれません。

10年前のメモを残しておいてよかったと思うと同時に、顧客側でも不要となった登録情報はその都度削除していく必要もあるかなと感じました。

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