手帳の季節2009(後編)
ちょっと前のプレジデント誌に、季節を反映した「年収2000万の手帳術」という記事がありました。毎年どの雑誌も似たような特集を組みますが、内容も似たり寄ったりとわかっていてもつい読んでしまうわけで、その中で「金持ち社員VS貧乏社員 人気手帳ランキング」という記事があって、これが面白い。曰く
年収2000万以上の金持ち社員は、能率手帳や高橋、タナベ経営などオヤジ系手帳が大好き。(きっと本当にオヤジなのでしょう)
年収500万円台(このご時世これが貧乏社員といえるのか疑問ですが、プレジデント社的にはきっとそうなのでしょう)は、同じくどこでも売ってる能率手帳か、さもなくば会社支給か取引先からもらった手帳を使って小遣いを節約する。
年齢データがないので本当の姿はわかりませんが、能率手帳がダントツなのは妥当なところでしょう。意外なのは、一世を風靡したファイロファクスやバインデックスなどのシステム手帳派がほとんどいないことと、金持ち社員に「ほぼ日」がほとんど使われていないこと。ほぼ日手帳がビジネスユースでは認知されていない実態が窺えます。というより、オヤジと「ほぼ日」は、やっぱ合わないのかも。しかし「cousin(カズン)」というA5版の登場で、これがどう変わるか注目したいところです。