バジルソースのパスタ
秋といえば食欲のシーズン、ということで、美味しかった話を。
外食時によく行くのはイタリアンが多くなります。リストランテであってもフレンチほど緊張しなくてもよく、ワインも気軽に楽しめるところがいいですね。事務所の近所に「クチーナ パードレ」というこぢんまりとしていますがとても美味しいイタリアンがあり、ちょくちょく利用させていただいているのですが、たまにはお洒落な港区もいいでしょう、ということで先日は、広尾のリストランテ「nobilduca(ノビルデューカ)」へ。久しぶり二回目の訪問です。
さて、そこで食したパスタが美味でした。お店のスタッフのオススメだったリングイネのバジルソース、いわゆるジェノベーゼです。パスタは好きで自分でもよく作るのですが、バジルソースは家でやろうとするとフードプロセッサーを使ったりと面倒なので、なかなか出来ません。
前菜が済んだころ、テーブルの脇に小さなすり鉢とバジルの葉や松の実など食材が入った小皿が並んだと思ったら、シェフがその場でそれを順番にすり潰してバジルペーストを作ってくれます。あたりに香りが漂いだしたところへ茹で上がったパスタが運ばれ、茹で汁を加えながら手早くあえて出来上がり。美味い。お皿に余ったソースはパンですくって残さずいただきます。比べては失礼でしょうが、市販の瓶詰めのソースを使って家で食べるのとは、やはり大違いでした。