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2007.10.30

ノートは方眼に限る 2

LIFEの方眼ノートには、前回の「ファーストクラスノート」の他にもう一つ、「クリッパークラスノート」というシリーズがあります。こちらはマス目が小さくなって5ミリ方眼です。

ファーストは1枚づつ剥がせるレポート用紙形状ですが、クリッパーの方にはリングノート形式のものがあります。左綴じのノート状のものは、A4・B5・A5・A6とラインナップがあり、ライフ社の主力商品のようです。

さてこのノート、使い勝手がすこぶるよろしい。紙質や罫線の濃さも言うことなし。表紙の固さも厚からず薄からずで絶妙、リングのサイズも小さめで邪魔になりません。私が常用しているのはA4版ですが、クライアントごと・案件ごとに1冊用意し、A4の資料などを無造作に挟み込んで持ち歩くのに重宝しています。

なお、クリッパーには、上辺にリングのあるA4サイズもありますが、そちらはウラが無地でミシン目で切り取れるようになっているレポート用紙的な作りです。見かけは似ていますが紙もややや薄く、リングノートとは別物となっています。「切り離さないノート」として使う場合は、左綴じを選びましょう。

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2007.10.28

オススメのホテルは?

週刊ダイヤモンドが「エアライン&ホテル全評価」というのをやっていたので、つい手に取ってしまいました。外資系ホテルの上陸ラッシュという背景もあるせいか、ホテル関連の記事はよく目にしますね。

さてダイヤモンド誌のホテルランキング、ビジネスマン・OL一万人アンケートによる「最も満足したホテル」は
 1位 帝国ホテル
 2位 ザ・リッツ・カールトン大阪
 3位 ヨコハマ グランド インターコンチネンタル
 4位 品川プリンス
 5位 ホテルオークラ東京
となっております。4位だけがちょっと浮いて見えてしまうけれど、裏返せばこれこそ利用者の生の声の反映?

これに対して専門家によるランキングというのも同時に掲載されておりまして
 1位 ザ・リッツ・カールトン大阪
 2位 ザ・リッツ・カールトン東京
 3位 ザ・ペニンシュラ東京
 4位 フォーシーズンズ椿山荘
 同順 コンラッド東京
と、こちらはガラッと趣が異なります。一般人とマニアの差でしょうか。一万人アンケート3位の横浜インターコンチは45位、4位の品プリはベスト50圏外となっており、評価の差が極端。

シティホテルには、男ホテルと女ホテルがある、という切り口での分析は興味深いところですが、『オジサマに「おねだり」』『カレと過ごす「初めての夜」』なんていう小見出しは、週刊東洋経済なら、きっとやらないか、な?

071028と、ここまで書いてアップしようとしたら、ちょうど届いた日経ビジネス誌も最新号で「ホテル経済論」という特集をやっています。こちらは一般人でもマニアでもなく「企業トップが選ぶベストホテル」。

宿泊部門での東京エリアの上位を見ると
 1位 パークハイアット東京
 2位 フォーシーズンズ椿山荘
 3位 マンダリンオリエンタル東京
 4位 帝国ホテル
 5位 ザ・リッツ・カールトン東京
(ザ・ペニンシュラ東京は調査時点では未開業)
となっており、ダイヤモンド誌のマニア評価上位にかぶる部分があります。

ホテルは、出張などビジネスでバンバン使うヘビーユーザーと、憧れつつたまにしか泊まれない一般ユーザーでは、評価ポイントも異なるでしょうが、後者である私などにとって、こういう記事はたいへん参考になります。

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2007.10.26

宮崎の地ビール

先日は仕事で宮崎まで。

ホテルの売店や空港の土産物店は、知事の似顔絵のPOP広告だらけ、商品には似顔絵のシールがペタペタ。すごい人気です。タクシーで県庁の前を通りかかったとき、運転手さんが嬉しそうに
「見て下さいよ、この人だかりを。今の知事に替わってから、ずっとこんな感じなんですよ!」
聞けば知事目当てに県庁を訪れる観光客がかなりいるそうなのです。

繁華街の飲食店で焼酎と地鶏、シメは郷土料理の冷や汁をいただいたわけなのですが、その際飲んだ宮崎の地ビール「ひでじビール」がとても美味だったので、帰り際に空港で何本か買ってまいりました。延岡に醸造所があるというこの地ビールには、動物の名を冠した数種類があるのですが、「きつね」と名付けられたピルスナーが特に気に入りました。

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2007.10.19

増税論議復活

秋になると、税制改正の話題が紙面を賑わしますが、今週も連続して登場です。

10月16日 中小の相続税8割軽減 政府・与党案(日経1面)
 中小企業の後継者の相続税負担を軽減する事業承継税制
 について、拡充案が明らかに。

10月17日 証券優遇税制 廃止の方針 政府税調(日経3面)
 自民党は延長論、民主党は打ち切り要求。
 国会で延長されなければ優遇税制は自動的に打ち切りになる。

10月18日 消費税最大2.5%上げ必要 内閣府試算(日経1面)
 福田政権に替わって、封印されていた増税論議の制約が解かれた?


中小企業の事業承継税制の軽減について、「財務省などには企業オーナーを優遇することへの不公平感から難色を示す意見もある」(日経)とありますが、政治家や官僚、マスコミの人達には、感覚的に理解できない分野なのでしょう。「錯乱の税制」と言われた中小企業のオーナー課税問題も、「定着した」などと思われてしまっていたら困りものです。

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2007.10.03

思いこみ

今週、沢尻エリカ様という女王様の言動が話題になっています。

本職は女優さんのようですが、出演された映画もドラマも未見のため、具体的にどのようなお方かお顔もよく存じ上げないのですが、ネットを含む活字メディアで以前からそのお名前だけはよく拝見していたので、今回の件でも「ああ、あの彼女か」とすぐ見当は付いたのですが、騒動を伝えるニュースでそのお名前を初めて「音声」で聴いて、自分の勘違いに気づきました。

勘違い、それは、これまで彼女のお名前を「沼尻エリカさん」だとばかり思いこんでいたのでした。

実は私の古い友人に沼尻くんという人がおりまして、その関係か沼尻という名が永年の間に脳内に浸透してしまっていたらしく、多分、文字のうち「さんずい」と「尻」を視認した時点で自動的に「沼尻」と認識してしまう脳内回路が形成されてしまっていたようです。「言われてみれば確かに聞こえる」タモリ倶楽部の空耳アワーと同じ原理かもしれません。

あるいは単なる老眼か?

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2007.10.02

ノートは方眼に限る 1

071002ノートの話です。

大学に入った頃までは、横罫の、いわゆる大学ノートを使っていたのですが、あるとき無地のノート(マルマンの26穴ルーズリーフの無地のやつでした)を使ってみてから、罫線を気にせず自由に書くことが出来るところが気に入って、しばらくは無地ノートばかり使いまくっていました。

そんなある時、一般向けの方眼ノートやパッドがあることを知りました。それまでは、方眼ノートといえば、学校の理科の授業で使わされた3ミリ方眼か算数の図形の授業で使った1ミリ方眼のグラフ用紙しかないと思いこんでいたので(1センチ方眼の「工作用紙」というやつもありましたね)、大人向けの(?)方眼用紙に気を惹かれて使ってみたところ、これがまた使い勝手がたいへんよろしく、以来、ノート類は方眼ばかり使うようになりました。

方眼というのは、図解して考えるときに便利ですし、10ミリ方眼ですと、金額を扱うことの多い私のような仕事にとって、3桁ごとに数字を書くのにも手頃です。また、罫線がうるさくないものが多いので、方眼を無視して大きな文字でタテヨコナナメに書き殴るのにも便利です。

特に愛用しているのが、文具店での定番商品ですが、ライフのA4版10ミリ方眼の「ファーストクラスペーパー」です。グレーの罫線が薄すぎず目立ちすぎず、用紙の書き味も良く、まさに日本の方眼用紙のスタンダードといえましょう。

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