鴨南で一杯
「居酒屋マンガ」というジャンルがあるのかどうかわかりませんが、もしあるならば、ラズウェル細木氏の「酒のほそ道」シリーズは、間違いなくその金字塔であり、たぶんマンガ賞とかベストセラーとかとは無縁かもしれませんが、全国の酒呑み成年男女の圧倒的支持を受けている作品であることは間違いないと、数十回以上再読している私は、固く信じるものであります。
ということで、やや秋になったので、その「酒のほそ道」シリーズの『鴨南一杯で酒を飲む』という傑作エピソードを真似ようと蕎麦屋に入ったのですが、まだ夏の余韻が醒めやらぬ今日この頃、まず瓶ビール(プレミアムモルツ)と枝豆と冷奴と焼鳥で一息ついてから、ようやく鴨南と熱燗で腹を満たして、さて、もう一仕事です。