京急おもしろ運転
たまには、こんなDVDでも。
ということでオススメするもう一冊が
豊富な写真と文、さらに65分のDVDで、アクロバチックな京急の列車運行がたっぷりと紹介されています。
例えば、12両編成の上り快特は、京急川崎で分割された後部4両の羽田空港行き編成が、分割後にいったんドアを閉めて前進し停車位置を直します。てっきり乗客サービスのためだと思っていたのですが、実際は、信号機の位置との兼ね合いからくる運行上の必然性のためだったのですね。などといった役立つ知識が満載。
京急といえば、「ドアを閉めます!」という主体性を持った車掌のアナウンス(最近は他の路線でも聞かれますが)や、待避駅での待ち時間を感じさせないきびきびしたダイヤ、素早い列車の併合・切り放し、快速特急の略称である「快特」をしゃあしゃあと正式な列車種別としてしまうセンスなど、同じ東京南部を走る私鉄である東急なんかと比べても、個性が際立つ路線です。
まだ乗ったことのない人も、ぜひご覧下さい。
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