基本方針2007
経済財政諮問会議の「基本方針2007」の素案が公表されました。
税制の部分の概要は先週の日経に報じられていましたが、具体的に明示さている注目点は次のあたりでしょうか。
「消費税を含む税体系の抜本的改革を実現させるべく、取り組む。」
「その際、「基本方針2006」で示された歳入改革の基本的考え方や与党税制改正大綱を踏まえることとする。」
「リスクへの挑戦を促す観点から、金融所得課税等の在り方を検討する。」
「寄付金税制等の在り方を検討する。」
「納税者番号の導入に向けて、社会保障番号との関係の整理等を含め具体的な検討を進める。」
「税制を簡素化するとともに、電子申告を促進し、徴収方法を効率化する。」
ちなみに税制改正大綱を見ると
<自民党 18.12.14>
金融・証券税制
・上場株式等の配当及び譲渡益に係る10%の軽減税率は、その適用期限を1年延長して、廃止する。
・金融商品間の損益通算の拡大策等を検討の上、成案を得て、平成21年からの導入を目指す。
とあります。