年収10倍アップ勉強法
勉強法の本は相変わらずブームのようですが、最近のオススメはこれでしょう。
著者は公認会計士で経済評論家。以前からよく言われる「英語」「会計」「IT」という三つのツールの必要性が、具体的にわかりやすく説かれています。
本書では、ノートPCやオーディオブックなど、各種ツールについても具体的に紹介されています。ノートPCについては、
「一度、機会があったら、周りでパソコンに詳しい人や、仕事を効率よくこなす人のパソコンの機種を見てみてください。気持ち悪いぐらいみんな、『レッツノート』を使っていることと思います。」
最近、ある会社でのミーティングの席でのこと。そこの社長と弁護士さんと私と、三者が同時にテーブルに出したノートPCが、パナソニックの「レッツノート」でした。私以外のお二人は「仕事を効率よくこなす人」でしたから、この指摘は当たっているようです。
ところで、社会保険庁の消えた年金記録問題。現場職員との間で「窓口装置の1人1日のキータッチは5000タッチ以内とする。」などという取り決めがあったそうでが、本書では、勉強ひいては年収アップのスキルとして、キーボード入力の早さをいかにアップさせるかという方法について言及されています。
社会保険事務所の窓口装置とPCのキーボードが同じかどうかはわかりませんが、ものごとに向き合う姿勢、向上心の違いを鮮明に感じてしまいました。