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2006.03.17

会社経理入門

先日に引き続き書類整理の中で出てきた本。会計本を連発している金児昭氏の初期の著作であろう「会社経理入門(89年)」「上級経理入門(91年)」(ともに日本経済新聞社)。

060317

私が学生の頃、会計学関係の本は今ほど多くはなく、思い返せば自分がはじめて会計学の本を手にしたのは、先輩に勧められた中村忠教授の「現代会計学」(白桃書房)でした。当時の定番と言えば飯野利夫先生の「財務会計論」とか大御所黒澤先生ほか番場・染谷・井上先生らの著作などで、新しいところで、当時の会計士二次試験委員で「新若時代」などと言われていた(もちろん「北若時代」のもじりですね)新井清光・若杉明のお二人の著作でしょうか。

社会人になって金児さんの著書を読み、実務に即してこんなわかりやすく会計を説く人がいたんだ、と感心した覚えがあります。実務家の書いた会計本がまだ少なかった時代でした。「上級経理入門」は絶版のようですが、「会社経理入門」は日経からビジネス・ゼミナール・シリーズとしてロングセラー中のようです。

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