キャッシュカードの向きにご注意
私がサイフ替わりに使っているみずほ銀行のキャッシュカードは、旧第一勧銀が25年前に発行したものです。名前も口座番号も手書きで記入された「ハートのマネーカード」。ATMコーナーに都銀13行をかたどったBマークが付いていた懐かしい時代の遺物です。
この25年前のカードは、もちろん今でも十分機能するのですが、裏を返せば4桁の暗証番号を使ったシステムがいかに時代遅れかということもあらわしていますね。さすがに私も、これはいかんだろうと思い、つい最近、最新のICキャッシュカードに取り替えました。
さて先日、さっそくこのICキャッシュカードで現金5万円を引き出してみたのですが、一緒に出てきた明細書を見ると、取引内容欄に「キャッシング」とあるではないですか。何だこれは! と思いカードをよく見ると、どうやら挿入する向きにルールがあるようです。
翌日みずほ銀行の窓口で事情を話すと、(私の「マネーカード」よりも年齢の若そうな)綺麗なお姉さんに、「お客様は、ICキャッシュカードに対応していないATMで、カードを逆向きに機械にお入れになったので、クレジットカードと認識されてしまったのです。お取引は成立していますので、あとはカード会社様にて対応いたします」と流暢に解説されてしまいました。
仕方なく近くの西友まで足を運び、クレジット機能の提携先であるセゾンカードのカウンターで一括返済したわけですが、5万円×キャッシング金利18%×1日分=24円の利息を取られたことは言うまでもありません。
機械がICキャッシュカードに対応しているか、挿入方向は正しいか、の2点を確認して引き出せば問題なかったのですが、ちょっと不親切だぞ、みずほ銀行!
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