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2005.08.28

ビジネスFOMA

私が今使っている携帯電話はドコモのD505i。もっぱら通話オンリーなのですが、あるとき事務所のお客様から「FOMAにしなきゃ時代に取り残されちゃうよ!」と脅され、「その通りだ」と思ってドコモショップをのぞくうちに目についたのが、ビジネスFOMAと銘打たれたモトローラ端末の「M1000」です。

iモードが使えないという制約はあるものの、ちょっといけるかな、と迷っていたら、事務所にいらっしゃった別のお客様がちょうどM1000を持っていたので、実物を見せてもらいました。

「これからオヤジが持つのはスマートフォンの時代ですよ!」というその方のススメで、考えた末にデータ通信用に2台目として購入、現在分厚いマニュアルと格闘中です。(ちなみにD505iは、そのうちおサイフ機能付きのFOMA901iSシリーズに変える予定)

ところでM1000ですが、ケータイというよりは見かけはPDAそのもの。以前Palmを使っていたので、スタイラスペンを使った操作に違和感はありません。データ通信のコストも無線LANを使えば心配無用。内蔵カメラの解像度は130万画素で他の最新端末に比べるとちょっと見劣りしますが、実用上は問題ありません。使用感については、おいおいレポートします。

050828ちなみに先日手にとった「プレジデント」誌上で、大前研一氏が次のように述べていました。
「携帯電話を使いこなせないようでは、サイバー時代をリードしていけるわけがない。たとえば、いまや携帯電話とGPSの機能は無限に近づいており、それを知らなければ自動車の設計はできない。銀行の決済業務は、近い将来カードより携帯が主流になってくる。SuicaのようなICカードと携帯電話が間もなく電子財布として一体化する。つまり携帯電話の最先端を知らなければ、事業計画さえ立てられない時代なのだ。」(8/29号)

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2005.08.17

Zの格納庫を造れ

050817先週、一杯やりながらNHKの深夜お笑い番組「サラリーマンNEO」を見ていたら、前田建設ファンタジー営業部が紹介されていました。架空世界の産物であるマジンガーZの格納庫を実際に造るとしたら、という難(?)テーマに挑んだ、ユニークな企画の物語です。

プールがスライドしてサンダーバード1号が発進したり、二子山の山腹が割れてウルトラホーク1号が出動したりするシーンをワクワクしながら見ていたリアルタイム世代の方々は必読。(ちなみに本はとても真面目な内容です)
p.s.
マジンガーZって、プールから出撃するものと思い込んでいたのですが、実際は光子力研究所の汚水処理場に格納されていたのですね。

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2005.08.13

墜落の夏

日航機が御巣鷹山に墜落して20年。

あの第一報が流れたとき時、自分はどこにいて何をしていたか、よく覚えている方も多いと思います。

私は、出張で岩手県の一関におりました。
駅前にあるホテルサンルートでNHKの画面をずっと見ていたのですが、キャスターの木村太郎氏が、500人以上の名簿をちょっと読んでは「まだ読むんですかあ?」という現場記者の声に対し、「皆さんが今一番知りたいのはお名前ですから、読み続けて下さい!」とたしなめるように言ったシーンが印象的でした。

このエピソードは波紋を呼んだようで、記憶している方もかなりいるようです。昨日もある知人から次のようなことを教えていただきました。

「85年8月20日の朝日新聞に『乗客名と会見、どちらが大事か』という囲み記事があって、NHK・NC9でのやりとり・・・木村太郎キャスターが大阪空港で取材していた記者に向かって『名簿の読み上げをそのまま続けて』と言った一件について触れられている。記事には「記者クラブで発表されるコメントに依存する感覚は、テレビ報道の成熟の中でもう卒業したはずなのに、この『まだ、読み続けますか?』の一言に象徴される感覚には、正直いって落胆した」とある。」

事故について書かれた書籍は多数ありますが、とりあえず事故の全貌を把握するのに適した本として、「墜落の夏(吉岡忍)」があります。

050813本書の注目は、生存者の落合由美さんのインタビューが詳細に載っていること。そして、墜落直後に、彼女の周囲には生存者が多数いたと思われる様子が語られています。

「突然、男の子の声がしました。「ようし、ぼくはがんばるぞ」と、男の子は言いました。学校へあがったかどうかの男の子の声で、それははっきり聞こえました。」

というくだりを読むと、胸が締め付けられるとともに、なぜもっと早く救助できなかったのか、という疑問と怒りがこみ上げてきます。

奇しくも事故からちょうど20年目にあたる昨日(時刻も同じく夜)、JALウェイズ機がエンジンから火を噴き金属片を住宅地にまき散らすという事故がありました。日付の符合は偶然だとは思いますが、何か因縁めいたものを感じた方も多いのではないでしょうか?

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2005.08.09

キャッシュカードの向きにご注意

050809私がサイフ替わりに使っているみずほ銀行のキャッシュカードは、旧第一勧銀が25年前に発行したものです。名前も口座番号も手書きで記入された「ハートのマネーカード」。ATMコーナーに都銀13行をかたどったBマークが付いていた懐かしい時代の遺物です。

この25年前のカードは、もちろん今でも十分機能するのですが、裏を返せば4桁の暗証番号を使ったシステムがいかに時代遅れかということもあらわしていますね。さすがに私も、これはいかんだろうと思い、つい最近、最新のICキャッシュカードに取り替えました。

さて先日、さっそくこのICキャッシュカードで現金5万円を引き出してみたのですが、一緒に出てきた明細書を見ると、取引内容欄に「キャッシング」とあるではないですか。何だこれは! と思いカードをよく見ると、どうやら挿入する向きにルールがあるようです。

翌日みずほ銀行の窓口で事情を話すと、(私の「マネーカード」よりも年齢の若そうな)綺麗なお姉さんに、「お客様は、ICキャッシュカードに対応していないATMで、カードを逆向きに機械にお入れになったので、クレジットカードと認識されてしまったのです。お取引は成立していますので、あとはカード会社様にて対応いたします」と流暢に解説されてしまいました。

仕方なく近くの西友まで足を運び、クレジット機能の提携先であるセゾンカードのカウンターで一括返済したわけですが、5万円×キャッシング金利18%×1日分=24円の利息を取られたことは言うまでもありません。

機械がICキャッシュカードに対応しているか、挿入方向は正しいか、の2点を確認して引き出せば問題なかったのですが、ちょっと不親切だぞ、みずほ銀行!

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2005.08.04

サラリーマン増税!

050804「週刊東洋経済」恒例の「上半期・経済経営書ベスト100」を立ち読みしようと書店でふと見たら、東洋経済・ダイヤモンド両誌ともサラリーマン増税の特集ではありませんか。

税調の報告が出たのが6月ですから何を今ごろ騒いでいるのかという気もしますが、これからジワジワと増税案への反発が盛り上がってくるのでしょう。

サラリーマンのほとんどが増税に反対のようですが(当たり前ですね)、一方で自営業者の方々の意見も聞いてみたい気もします。サラリーマンは優遇されているなあ、と日頃から不満に感じている自営業者の方々って意外に多いのではないでしょうか。でもマスコミの皆さんはサラリーマンがほとんどでしょうから、自営業者の意見って、声になりにくいですよね。

増税案が実現するかどうかはわかりませんが、これを機会に「税の使い方」に対しての国民の関心が強くなってくれれば、わが国も少しは変わってくるかもしれません。

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2005.08.01

8月1日

このところ毎週のように税務調査があり、時間のやりくりに難儀しています。そんなわけでブログの更新も滞りがちになってしまい・・・と言っているうちに8月になってしまいました。

ところで本日8月1日、国税庁が平成17分の路線価を公表しました。これで路線価待ちだった相続税の案件にも本格的に着手しなくてはなりません。またLLP(Limited Liability Partnership:有限責任事業組合)法の施行も本日です。

ちなみに明日2日からは税理士試験が行われます。暑さとの戦いでもあった受験時代を思い出します。

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