ソニーがPDA事業から撤退へ
所得税の確定申告シーズンは何とか終わりましたが、今度はたまった書類の整理が待っています。そんな合間に、送られてきた「日経パソコン」をパラパラと眺めていたら、「ソニーがPDA事業から撤退へ」という記事が目にとまりました。調べてみると、すでに先月には撤退情報が出回っていたようです。
ソニーのPDAというのは、PalmOSを搭載した「CLIE(クリエ)」シリーズのことで、国内PDA市場ではシャープを抜いてソニーがシェアトップを確保していたはずです。記事には「市場シェアで首位の企業が撤退するのは極めて珍しい」とありますが、ユーザーもショックなのではないでしょうか。特にソニーは熱心なファンを持つメーカーですから。
かくいう私もCLIEユーザーでした(過去形)。写真左が初代PEG-500C、右が音楽機能が付いたPEG-700C(本体裏にはPERSONAL ENTERTAINMENT ORGANAIZERとあります)です。きびきび動くPalmOSには惹かれるものがありましたが、ソニーの新機種が出るたびに「ちょっと方向が違うなあ」と感じてきて、いつの間にか抽斗の奥へ・・・。
結局、予定表やメモなどの機能は紙の手帳にまさるものは無いという結論に達しましたし(そういえば昔ザウルスを使っていたときも同じ結論に達したことがあったなあ)、電話帳やメールやカメラ機能は携帯でOK、音楽聴くなら今はアップルのiPodでしょう。携帯電話の機能が進化している中、PDAの出荷台数も落ち込んでいるようですから、事業としては撤退もやむなし、なのでしょうね。
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