税務手帳を分解
年の瀬も近づき手帳のシーズンも大詰めですが、書店や文具店に行くと変わりダネ手帳をいろいろ見かけます。(社会保険労務手帳とか天文手帳とか電気手帳とか山川歴史手帳とかDr.コパの風水手帳とか)
そのようなものの一つに、日税連(日本税理士会連合会)編集、中央経済社発行の「税務手帳」というものがあります。会計事務所や企業の経理関係者で使っている人も多いのではないでしょうか。特長は、各種税法の取り扱いや耐用年数表、税額表などがコンパクトにまとめられた巻末の付録部分にあります。この部分を携帯したいがためにこの手帳を使っているケースもあるかと思うのですが、スケジュール機能などの部分は使い慣れた別の手帳で管理したいという場合、手帳を2冊持ち歩かなくてはならず、ちょっとめんどうです。
そんなとき、知人の敏腕女性税理士Kさんから「こうすれば便利よ!」と、いい方法を教えていただきました。それは、手帳の付録部分だけを取り外し簡易製本キットのようなもので表紙をつけコンパクトな状態にして携帯する、というものです。(写真参照:ちょっとわかりにくいかもしれませんが、きれいに製本されています)
思い返せば、私も税理士試験の税法科目の受験中は、法令集の法律部分だけをちぎってポケットに入れて持ち歩いていました。こういう場合必要なのは書籍や手帳の「情報部分」ですから、体裁にこだわらずどんどん分解して使い倒すという姿勢が大事ですね。
« 京急大森支線 | Main | 最低資本金制度の撤廃 »